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資格取得でニートから抜け出せる!おすすめの勉強法や取るべき7つの資格を紹介

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「大学卒業後に就職活動がうまくいかず、アルバイトを転々としていたが、現在はニート状態……」
「そろそろ、ニート状態から抜け出したい」
「資格取得して就職活動しようと考えているけど、何がいいのだろう」

このように、ニートであることに不安を覚え、資格取得を検討するようになった方はいるのではないでしょうか。

本記事ではニートを脱出して就職するためのコツや、ニートの方におすすめの7つの資格など、紹介します。

最後まで読めば「ニート状態が長期化している」「就職への不安を抱えている」といった悩みを持つ方々は、新たな可能性を知れるはずです。

ニートに資格取得をおすすめする3つの理由

ニートに資格取得をおすすめする理由は、以下の3つです。

  1. 就職する意欲が伝わる
  2. 仕事の選択肢が広がる
  3. 年収アップにつながる

1. 就職する意欲が伝わる

ニートに資格が有利といわれる理由の1つに、採用の際に意欲が伝わることが挙げられます。

資格を取得することで、

  • 「こんな資格を持っているんだ」
  • 「簡単に取れる資格ではないから相当努力したんだな」

上記のような印象を採用担当者に与えられるかもしれません。

また資格によっては、ビジネスマナーが身についていることの証明にもなり、好印象を与えられるでしょう。

2. 仕事の選択肢が広がる

ニートが資格を取得すれば仕事の選択肢が広がります。

例えば「業務独占」「資格必須」の職業にもチャレンジできるようになるでしょう。

また、独占業務の中には「中卒」でも受験可能な資格もありますので、学歴に左右されず挑戦できます。

ただし難関資格に挑戦するケースでは、それ相応の時間がかかるため、資格に挑戦する時間も検討しなくてはいけません。難関資格の平均勉強時間は、以下に示します。

難関資格平均勉強時間
税理士約4,000時間
公認会計士約3,500時間
不動産鑑定士2,000〜4,000時間

3,000時間の勉強だと、1日6時間勉強すると仮定すると、約1年4ヶ月かかります。

このように、資格の勉強時間も加味して検討してください。

3. 年収アップにつながる

企業によって資格手当がつくケースがあり、年収アップにもつながります

厚生労働省がおこなった調査によると「月々の資格手当を支給している」と答えた企業が41.0%いました。

考慮する項目割合
月々の資格手当を支給41.0%
資格・検定は反映されない27.7%
昇給の際に考慮23.6%
一時金の支給20.0%
基本給を決める際に考慮18.0%
出典:給与や昇給を決める際の資格・検定の取得の考慮|厚生労働省

上記結果から、わかるように資格取得は年収に直結する重要な要素となっているのです。

ニートが資格取得する際の3つの注意点

資格取得だけを目的にするのは得策ではありません。

本章ではニートの方が資格取得を目指す際の注意点を3つ紹介します。

  1. 資格だけでは就職できない
  2. 就職が遅れる可能性がある
  3. 資格取得にお金がかかる

1. 資格だけでは就職できない

資格があると就職が有利になる側面はあるものの、必ず就職できるわけではありません

たとえば宅地建物取引士の資格を取得していても、即戦力を求める不動産会社へ応募した場合、不採用になるケースは多いでしょう。

ですので、あくまで資格は将来やキャリアの選択肢を広げる武器の1つとしてとらえておきましょう。

2. 就職が遅れる可能性がある

難関資格だと、資格取得に時間がかかります。

そのため、資格取得に時間をかけすぎてしまうと、年齢によっては応募できない求人が出る可能性も考えておかなくてはいけません。

そのため、必要性や適性を十分に考慮した上で、資格取得と就職活動のバランスを取ることが重要です。

以下は資格取得にかかる平均勉強時間の一例です。

勉強方法推奨勉強時間
独学300〜600時間
資格予備校約400時間
一般的な目安200〜400時間
【宅地建物取引士】
必要な勉強時間勉強期間の目安
3級50~150時間2~4ヶ月
2級200~300時間3~6ヶ月
1級500~2,000時間10ヶ月以上
【日商簿記検定】
取得方法最短期間平均的な期間最長期間
通学1ヶ月2~6ヶ月9ヶ月間
(限定解除の方は3ヶ月間)
合宿2週間2週間普通車ATは14泊
普通車MTは16泊程度
【普通自動車免許】

上記のように、資格によって数ヶ月の学習時間が必要なケースがあります。

ですので、学習時間と就職活動のスケジュールをどのように立てるのか検討しておくことが重要です。

3. 資格取得にお金がかかる

資格取得にはお金がかかります。受験料だけでなく、学習教材やスクール費用によっては何十万円とかかることもあります。

例えば、経済的に余裕のある環境で育ち、金銭的援助を受けられる環境でなければ、アルバイトしながら資格の勉強をしなければいけません。

そのため、1日の過ごし方を自分でコントロールして勉強時間を作り出せるようスケジューリングする必要があります。

ニート状態でも取得可能な就職や収入アップにおすすめの資格7選

先にお伝えしたとおり、ニートの状態から脱出するには時間がかかります。

ですので、本章では、就職に直結し勉強した分の費用対効果の高い資格を厳選して紹介します。

  1. 宅地建物取引士(宅建士)
  2. ファイナンシャルプランナー(FP)
  3. 日商簿記検定
  4. ITパスポート
  5. 介護職員初任者研修
  6. 普通自動車免許
  7. 第二種電気工事士

1. 宅地建物取引士(宅建士)

宅地建物取引士は不動産業界で活かせる資格です。資格保有者は不動産契約時の説明をおこなう独占業務ができるようになります。

項目詳細
勉強時間独学:300〜600時間
資格予備校:400時間程度
取得費用受験料:8,200円
講座費用:20,000円〜20万円程度
合格率15%程度

不動産会社で勤めるにあたって、必須の資格ではありませんが、宅建業を営む会社の社員は5人に1人は宅建士を設置する義務があるため需要の高い資格といえます。

おもに、宅建の勉強内容は法律です。

ですが、法律の丸暗記ではなく過去問を参考に傾向を理解し、学習するため、効率的に勉強を進められるでしょう。

また、不動産に関する基礎知識も身につけられ、将来的に不動産投資や自己の住宅購入の際にも役立ちます。

【活かせる職種】

  • 不動産営業
  • 不動産管理
  • 不動産コンサルタント など

【試験の詳細】
>>一般財団法人 不動産適正取引推進機構ホームページ

2. ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナー(通称:FP)は、お金の教養を体系的に学べる実用的な資格です。

FPを名乗れるのは資格保有者のみで名称独占業務です。

項目3級FP技能士2級FP技能士
勉強時間80〜150時間程度150〜300時間程度
取得費用受験料:学科4,000円、実技4,000円
講座費用:5,000円〜65,000円程度
受験料:学科5,700円、実技6,000円
講座費用:32,000円〜14万円程度
合格率学科:83.14%
実技:86.56%
2024年1月実施の試験結果
学科:59.29%
実技:54.87%
2024年5月実施の試験結果

保険営業などの営業でも活かせる資格ですが、金融記事を書くライター業としても役立てられます。

そのため、仕事以外にも、家計管理などでも活かせる実践的な資格といえるでしょう。

【活かせる職種】

  • 保険営業
  • 不動産営業
  • 住宅ローンプランナー
  • 資産運用アドバイザー
  • 金融ライター など

【試験の詳細】
>>日本FP協会公式ホームページ
>>一般社団法人 金融財政事情研究会

3. 日商簿記検定

日商簿記検定は、経理・財務関係の仕事を目指す方だけでなく、ビジネスパーソン全般にとって有用な資格です。

企業の経営状況を数字で理解する力は、さまざまな職種で役立ちます。

おもに、活かせる職種は、以下のとおりです。

項目3級2級
勉強時間50~150時間200~300時間
取得費用受験料:3,300円(+事務手数料550円)
講座費用:4,000円〜4万円程度
受験料:5,500円(+事務手数料550円)
講座費用:2万円〜9万円程度
合格率36.4%
(過去10回分の平均)
21.61%
(過去10回分の平均)

ニートの方で経理や一般事務職への就職を検討している方におすすめの資格です。

また、3級は集中して1〜2ヶ月学習すれば取得可能で、徐々に2級や1級へステップアップできるため、自信をつけやすい資格でもあります。

【活かせる職種】

  • 経理職
  • 会計事務所スタッフ など

【試験の詳細】
>>商工会議所検定試験

4. ITパスポート

ITに関する基礎知識を証明できる国家資格のことです。取得必須の仕事はありませんが、IT業界を志望する場合、ITの基礎知識を証明する説得力のある回答がおこなえるでしょう。

例えば、文系専攻の大学を卒業した方で、IT業界に興味を持ちトライしてみたいといったケースです。

このようなケースでITパスポートの資格を取得していればアピールポイントになります。

項目詳細
勉強時間100時間程度
取得費用受験料:7,500円(税込) 講座費用:3,500円〜31,000円程度
合格率50.3%(令和5年度)

【活かせる職種】

  • Web担当者
  • IT関連のカスタマーサポート
  • プロジェクトマネージャー補佐

【試験の詳細】
>>ITパスポート試験

5. 介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の基礎知識が体系的に学べる資格です。介護職の入り口として位置付けられています。

介護現場では、訪問介護における身体介護以外は無資格でも就業できます。

しかし、急に介護の現場で働くことに不安な方や、キャリアアップを目指したい方は、本資格を取得していたほうが有利になるケースが多い傾向です。

また、ハローワークを経由すれば給付金を受け取りながら受講することも可能ですので、金銭面の負担も少なく済むでしょう。

項目詳細
研修時間130時間
取得期間1〜4ヶ月程度
受講費用約3〜13万円
合格率ほぼ100%

さらに、無資格者と比べて給与が高い傾向です。

もし、介護職を目指すのであれば、取得して損はない資格といえるでしょう。

  • 初任者研修:平均月給 302,910円
  • 保有資格無:平均月給 270,530円

(出典:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

【活かせる職種】

  • 訪問介護員(ホームヘルパー)
  • 施設介護職員
  • デイサービス介護職員
  • 小規模多機能型居宅介護職員 など

6. 普通自動車免許

普通自動車免許は勤務地や職種によって必須な資格といえます。

例えば地方企業で営業職に就職すると、外回りは車を使うケースが多いです。

ほかにも、不動産の営業においても、お客様を連れて物件を回るため必須となります。

また、普通自動車免許を取得していれば3.5トンまでの車両は運転できるため、トラック運転手も目指せるでしょう。

項目詳細
取得可能年齢18歳以上
取得期間2週間〜6ヶ月程度
取得費用手数料3,800円
(受験料1,750円、免許証交付料2,050円)
自動車教習所費用:30〜40万円程度
合格率74.5%(運転免許統計令和4年版

【活かせる職種】

  • タクシー運転手
  • トラック運転手
  • 宅配ドライバー
  • 不動産営業
  • 訪問介護員 など

7. 第二種電気工事士

第二種電気工事士は、住宅や公共の下水道施設など電気工事をおこなう国家資格です。

誰でも電気工事できるのではなく、一定範囲の電気工作物について電気工事の作業に従事する者が必要と電気工事法により定められています。

項目詳細
勉強時間200〜300時間程度
取得費用5〜10万円程度
(内訳)
受験料:9,300円(インターネットからの申し込み)
講座費用:15,000円〜45,000円
合格率71%(令和6年度全国統計

本資格は、電気工事会社で活かせるだけでなく、ビルメンテナンス業や太陽光発電システムの施工業などさまざまな仕事に活かせるでしょう。

また、ニートから社会復帰する際に、ビルメンテナンスがおすすめされることがよくありますが、親和性の高い資格といえます。

【活かせる職種】

  • 工場の電気設備技術者
  • ビルメンテナンス技術者
  • 電気工事会社の営業職
  • 鉄道会社の設備保守員
  • 電気通信工事技術者 など

【試験の詳細】
>>一般財団法人電気技術者試験センター

【年代別】ニートにおすすめの資格

年代別にニートの方におすすめの資格を紹介します。20代、30代では就職のための資格取得の考え方が異なるため、その点も本章で解説します。

  • 20代ニートにおすすめの資格
  • 30代ニートにおすすめの資格

20代ニートにおすすめの資格

20代ニートにおすすめの資格

  • 日商簿記
  • ITパスポート
  • 宅地建物取引士
  • 普通自動車免許
  • 介護職員初任者研修

20代は就職のチャンスが多い時期です。多くの企業が若手の潜在能力に注目し、成長の余地がある人材としてとらえる傾向が高いため、さまざまな機会に恵まれやすい年代といえるでしょう。

そのため、20代で資格取得を目指す際は、将来的に進みたいキャリアを漠然とでもイメージしておくとよいでしょう。

「そんな将来のイメージはわかない」という方もいるかもしれませんが、「こういう働き方はしたくない」などイメージを膨らませておくことで、資格取得のモチベーションへつながるはずです。

また、資格取得をきっかけに、自分の適性や興味を再発見できる可能性もあります。

例えば、ITパスポートの学習を通じてIT分野に興味を持ち、より専門的な資格にチャレンジするなど、キャリアの方向性を見出すきっかけにもなるでしょう。

30代ニートにおすすめの資格

30代ニートにおすすめの資格

  • 日商簿記
  • 電気工事士
  • 宅地建物取引士
  • 介護職員初任者研修

30代で職歴がないと就職できるのか不安になる方も多いでしょう。

このように考えている方は業務に直結する資格取得するのも1つの選択肢です。

例えば、業務に直結する資格は、介護関連や日商簿記などが挙げられます。

ただし、30代では資格取得に固執しすぎないでください。

なぜなら資格取得が必須ではないからです。

とはいえ「30代でニートだとどこにも就職できないのでは」と考えるかもしれません。

しかし、あくまで目指したい仕事があって、就職できる可能性を高める1要素に「資格」があります。

まず自分の向いている仕事・やりたい仕事を明確にすることを優先しましょう。

ニートに向かない資格

ニートに向かない資格は難関資格です。例えば「3士業*」にあたる国家資格です。他にも会計士や税理士、社会保険労務士なども同様です。

*弁護士・公認会計士・税理士3つの国家資格のこと

上記の資格は資格取得の難易度が高く、時間を要します。もちろん志しているなら構いません。

しかし、やみくもに「就職に有利だから」の理由だけで時間を消費するのであれば、得策とはいえないでしょう。

実際、就職する上で必要な資格はほとんどありません。車を使う仕事なら普通自動車免許、英語を使う仕事ならTOEIC®のスコアが必要になるくらいです。

目指したい職業に合わせ必要があれば、資格取得するくらいのスタンスの方が就職先は見つかりやすいでしょう。

ニートから資格取得者になった方の体験談

ニートから資格を取得した方の体験談を紹介します。実際の口コミをみて資格を取得するか判断してください。

【アンケート概要】

  • 調査期間:2024/08/04~ 2024/08/11
  • 調査対象:ニートから資格を取得した方の体験談
  • 調査方法:ネットによる調査

※ユーザーアンケートより抜粋

資格の勉強をするにしてもお金がかかる

当たり前のことなのですが、参考書を買うのにも受験料を払うにもお金がかかることです。収入源がないニートにとっては、たとえ少額であろうとも所持金の増減には敏感だからです。ですが、今の時代様々な学びの手段が無料で提供されているので、一昔前に比べたらお金をかけずに知識を得ることができるようになったと思います。(30代男性)

ニートから資格を取得した方の体験談のなかに資格の勉強をするにしてもお金がかかるという意見がありました。

たとえ少額であっても、ニート期間はお金を使うのをためらう場面も多いでしょう。

もし、少額のお金もなるべく使いたくないというのであれば、ハローワークの「教育訓練給付制度」を活用するなど、無料で利用できるリソースを活用してみましょう。

ニート期間の理由付けになった

ニートだったことに対して、ちゃんと理由が付けられたというのが大きいです。ただ引きこもっていたのではなく、今後の人生を考えて資格勉強をしながら一度いろいろ考えてみることにした。こう話すとみなさん理解してくださるので、気持ち的にぐっと楽になります。(30代女性)

ニートから資格を取得した方の体験談のなかに、ニート期間の理由付けになったという意見がありました。

実際に、上記の口コミのような経験は珍しくありません。

例えば、前職の職場環境が悪く、一時的にニートになる選択をする方もいます。重要なのは、その期間をどのように過ごし、次のステップにつなげるかです。

資格取得で自己肯定感が高まった

「日商簿記検定3級」と「Google AI Essentials」という比較的簡単な資格を習得しましたが、成功体験を積んで自己肯定感を高めるという点ではよかったと思います。資格の習得が内定に直結するとは言い難いですが、人生のモチーベションを少しでも上げるには丁度よかったです。(30代男性)

ニートから資格を取得した方の体験談なかに、資格取得で自己肯定感が高まったという意見がありました。

このような口コミをみると、資格取得が自信回復やキャリア再開の良いきっかけになることがわかります。

このように、資格取得という具体的な目標を達成することで、自己効力感が高まり、次の目標に向かう原動力になるでしょう。

資格取得するための効果的な勉強法

資格を取得するためには、時間と勉強方法が重要です。本章では資格取得するための効果的な勉強法を紹介します。

  • 独学で勉強する
  • 通信講座を利用する
  • 専門の資格スクールに通う

独学で勉強する

1つ目は「独学」です。独学は自分のペースで学習できるため、忙しい方や決まった時間に勉強できない方におすすめです。

ただし、勉強時間の拘束力がないため、自分をマネジメントする力が必要になるでしょう。

独学で資格取得する際に、おすすめしたいのは過去問を繰り返し解いてみることです。間違えた箇所を重点的に見直して、学びを深められます。

とくにおすすめなのは間違えた箇所を「可視化」することです。

以下のようにExcelシートを活用して間違えた箇所をチェックしておくと、理解度の低い問題を見つけやすくなります。

※イメージ

通信講座を利用する

「独学だと何から手をつけていいかわからない」

このように考える方は通信講座を利用するのも1つの選択肢です。通信講座なら、学習に必要な教材で体系的に資格に必要な学習がおこなえます。

また、受講料は専門スクールに通うより安く抑えられ、スクールへ通うための交通費もかかりません

ただし、自分だけで学習しなくてはいけないため、学習を継続するには強い意志が必要なので注意しましょう。

専門の資格スクールに通う

専門の資格スクールは、周囲に同じ目標を持つ仲間を作れることがメリットです

実際に、スクールに通い、資格取得した元ニートの方もいます。

https://twitter.com/Kagura_Engineer/status/1214483060252536832

上記ポストのように、ニート期間があったり、経歴に自信がなかったりする方はスクールに通うのもおすすめです。

ニートを脱出して就職するためのコツ

先にお伝えしたとおり、資格を取得しただけでは就職できません。ニートを抜け出すには、計画性をもち行動するべきです。本章で、具体的な方法を解説します。

  • 資格を活かした職種を狙う
  • 未経験歓迎の求人を選ぶ
  • 就職支援サービスを活用する

資格を活かした職種を狙う

まず、資格を活かした職種を狙うことが重要です。目指したい職種とマッチしていないと、資格を取っても就職に有利に働かないからです。

例えば「福祉の資格を取得するなら、福祉事業所で働く」ようなケースです。

逆に、福祉関連資格を取得して、工場勤務の仕事に就くケースで、福祉の資格は意味を持たないでしょう。

そのため、就職活動の際は「資格を活かしたい職種」を選びましょう。

未経験歓迎の求人を選ぶ

資格取得は就職に有利になる可能性はありますが、必須ではありません。

就職を成功させるためには、「未経験歓迎」の求人を選ぶなど、他の就職に有利な要素を追加するべきです。

とくに、未経験歓迎と書かれている求人は、業界的に人手不足であったり、「経験より資格」など重要視する条件が違ったりする可能性があります。

ですので、上記のような就職に有利な要素を増やすことも検討しましょう。

就職支援サービスを活用する

就職支援サービスは、以下のようなものがあります。

就職支援サービスは、どのサービスでも基本的に無料で利用できます。

ニートの方が就職するため、就職支援サービスを活用することは必要不可欠といっても過言ではありません。

なぜなら、自身が持っている経験やスキル、強みを言語化するのは難しいからです。

このようなことを1人で効率よくおこなうのは難易度が高いといえます。

ですので、1度利用してみて合わなければ利用を辞めるくらいのスタンスで活用してみるのをおすすめします。

ニートから資格を取得した方におすすめの就職エージェント

ニートから資格を取得した方におすすめの就職エージェントは、以下の3つです。

  • えーかおキャリア
  • キャリアスタート
  • アメキャリ

えーかおキャリア

  • 入社後定着率97%
  • 内定までの最短期間が1週間と素早い就職支援
  • 利用者の70%が給料・休日の条件アップを実現

えーかおキャリアは、社会人経験がない方や大学卒業後に短期離職しニートになってしまった方など、キャリアの初期段階にある求職者へのサポートを得意としている転職エージェントです。

入社後の定着率が97%という高水準です。求職者の希望を丁寧に聞き取るだけでなく、その人の潜在的な可能性も考慮して最適な求人を紹介する独自のアプローチから成せるものといえます。

また、内定までの最短期間が1週間という迅速な就職支援も魅力的です。「1カ月以内に内定がほしい」と考えている方は、理想的なスピード感でサポートを受けられます。

キャリアスタート

  • 多数の高待遇求人を保有
  • マッチング分析による高い定着率
  • 徹底した選考対策による高い内定率

キャリアスタートは20代の新卒、既卒、第二新卒の方の就職に特化した就職エージェントです。

高い内定率を誇り、多数の就職支援実績を獲得しています。

キャリアスタートの特徴は、マッチング分析といえます。

求職者の希望のほかに求職者との相性が良い企業を分析し、マッチングさせることで、92%という高い定着率を獲得しているので、早期退職したくない方にはおすすめといえるでしょう。

そのため、これから就職活動を始めようと検討しているニートの方はぜひ利用してみてください。

アメキャリ

  • 最短2週間での内定
  • 30,000件以上の求人を保有
  • 完全未経験でも正社員での就職が可能

アメキャリは完全未経験でも就職を成功させる20代向けの就職エージェントです。

30,000件以上の求人を保有しており、20代やフリーター、第二新卒の方にぴったりの求人を掲載しています。

キャリア相談や面接対策などサポートが充実していることから、最短2週間での内定獲得も目指せるでしょう。

また、給料アップ実績も高く、今勤めている会社からのキャリアアップを図りたい方の利用もおすすめです。

スマホからの面談が可能ですので、パソコンが無い方や、直接会って面談をしたくない方でも気軽に利用できるでしょう。

まとめ|資格を取得してニート脱出しよう

ニート状態を脱出するために、資格取得することは就職に有利に働くケースが多い傾向です。

ただし、むやみに資格取得を目指しても、就職に直結しないケースもあるので注意してください。

本記事で解説してきた「ニートの方におすすめの資格」を参考に、資格を取得してニートを脱出しましょう。

なお、資格取得後の就職活動では「就職エージェント」の活用がおすすめです。

就職エージェントなら、無料で書類添削や面接サポートをおこなってくれ、あなたが見つけられなかった求人を紹介してくれる可能性があります。

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